平成27年社労士試験 監督補助

本日8/23(日)、平成27年度社会保険労務士試験が実施されました。
受験された皆様、5時間にも及ぶ長丁場、本当にお疲れ様でした。
長い長い1日が終わり、ひとまず本日はゆっくりと休んで下さい。

私は今回、初めて監督補助として参加させて頂いたのですが、
数年前の、自分自身の受験の日を思い出しました。

朝から雨が降り、ずぶ濡れになりながら広い岡山大学内で道に迷い、
なんとか会場に到着したのですが、
なにせ靴の中は水浸し、服も濡れてという状況なので、
教室に着いてすぐ、財布と受験票だけ握りしめて、お手洗いへ急ぎました。
試験開始ギリギリまで雨対策に追われ、走って教室に帰った私に、
背後から、「落ちましたよ!」という声がかけられました!
振り返ると、大事な受験票が、何と床に落ちているではありませんか!!!
なんと縁起の悪い!という事で、教室中に凍り付いた空気が流れ、
一斉に皆の視線が私に向けられました。

「この人、絶対落ちる。。。」
「受験前にそんな言葉聞いて、私達まで縁起が悪くなるよ!」
という皆の心の声が聞こえてきて一瞬怯んだのですが、
「こんなの関係ない!」「絶対受かる!」と変に腹の座っていた私は、
さほど気にする事もなく、というか気にしないようにして、なんとか受験に挑みました。

試験終了し、答え合わせをしていると、自分でも驚く程散々な内容で、
「こんなに勉強したのに、なんで。。。やはり”落ちましたよ”のたたりが。。。」
と落ち込みに落ち込みました。

合格発表の日、「どうせ無理だから」発表を見る気もせず、
何時間かダラダラと過ごし、半分ふてくされた気持ちでやっとパソコンを開いたのですが、
なんと!!!私の番号があるではありませんか!!!
「何で!?幻!?」「試験実施側の採点ミスか!?」
と全く信じなかったのですが、

なんとその年は稀にみる難問が出題されたという事で、救済措置が多く取られ、
私のような普通の年では考えられないような点数の者を合格者に入れても、
それでも至上稀に見る低合格率という、異例の年でした。

本当、最後まで何があるか分かりません。
私は受験後皆にそう慰められ、「みんな、返す言葉が無いんだ」
「気を遣わせて申し訳ない」と思っていたのですが、
本当に最後まで何があるか分からない!とつくづく感じました。

「落ちた」と言われても受かりました!
こんなエピソードが慰めになるかは全く分かりませんが。。。
皆様、とにかく今日1日お疲れ様でした!